ポスト・コロナの働き方は、どう変わる?

06/20/2020

パンデミックによるロックダウンを経て、徐々に経済活動が再開しつつあるアメリカ。そのペースや順序、再開方法などは州や市によっても異なるが、どの業界においても、働き方に変化が出ることは間違いないだろう。私が 関わっている展示会やイベント業界においても、変化がありそうだ。

まずアメリカでは、3月以降の展示会やイベントは全滅。 おそらく、イベント業界が復活するのは、10月以降で、しかもいろいろな制約つきになるだろう。

今、それぞれの分野でバーチャルなセミナーが開かれていて、その利便性も感じられる。これを機に、コロナが収束した後も、バーチャルに移行する展示会やイベントが増えていくと思う。でもやはり、対面型のミーティングに勝るものはない。対面型(オフライン)イベントならではの、商品を肉眼で見て触る、試飲・試食ができる、という意義に加えて、コーヒーブレークやレセプションなどを通じてネットワークが構築できる。オンラインのミーティングに移行しつつも、オフラインでしかないミーティングの良さを生かしたコンビネーションの形ができていくと思う。

今回のコロナによって、通訳業務のバーチャル化も進んでいる。業界自体がひっくり返るようなもので、これから先、世界を飛び回るような大好きな出張はできなくなるのではないか(涙)と通訳の友人が嘆いていた。

「ロックダウンの時期をポジティブにとらえるか、ネガティブにとらえるかは自分次第」と思い、目指せポジティブ志向で、イベント業界のウェビナーなどにも数回、参加した。対面型のセミナーでは、少人数の場合は参加者の自己紹介から始まり、いつ質問を振られるかもわからないため、集中せざるを得ないが、オンラインでは、何十回あくびをしようとパジャマで参加しようと誰にも見られていないわけで、緊張感はなく、集中力もテンションも下がりっぱなし↓。おまけに英語だし、頭に入らないこともたびたび。やはりアナログ世代の私には、対面型の方がフィットするのでしょうか……?